毎週5日間のセラピーを20年間続けている女性2人を殺した殺人犯。
今、彼は名前をマイケルと変え、論文を世に出そうとしている。
マイケルはセラピストのジェンキンスと共にトニーのゼミに出たいとや
って来るが、トニーはマイケルを信用していない。とりあえず毎週論文
の経過を見ると約束する。
夫婦殺人事件が起きる。夫は去勢され頭を殴られ殺され、妻は生きたま
ま腹を裂かれ殺されていた。
隣人のアンドリュースとトラブルがあったといい、アンドリュースは食
肉解体作業員だった。
壁には血で塗られたあとがあり、下には「私は誰?」と書かれていた。
トニーは犯人は現場を写真に撮っていたに違いないとプロファイリングする。
キャロルは妊娠したかと心配になり産婦人科へ行く。
マイケルがヒントを与えてくれる、言わばハンニバル博士のような存在
になるのかなと期待していたら、そうにはならなかった。
トニーが嫌悪する相手。マイケルの言葉の端々や論文から彼が完治した
ように見せかけているだけというのがわかってしまう。
しかしだからと言って今回の犯人とは限らない。
でもどんどん怪しい方向へ。
えっ?あの人殺されちゃったの?ってズキンとするような登場人物の
死。クリーガンの時ほどではなくても、こういう意味でも残酷。
キャロルの妊娠の疑いはいわゆる今回の動機を予測させる。
ドラマでは伏線張ったりとか、意味を重ね合わせたりとかあるけれど
そこらへんがうまく織り込んであると満足するドラマと言える。
まあ、何故ここでキャロルの妊娠疑惑なの?と思わないでもないが
このドラマは鼻につかないから私にとっては成功している。
トニーとキャロルの子作りに関しての意味ありげな会話。シーズン1の
トニーだったらこんなにうまく会話を転がせられなかった。
彼の頭の中は患者たちの世界が中心だったから。
トニーも女性について成長したみたい?
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